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腕時計のオーバーホールを仕事にするための資格

私達が普段何気に身につけている腕時計ですが、実はそこには非常に緻密で高度なテクノロジーが詰め込まれています。
時計の歴史はそのまま人類の物理科学の歴史と言っても良いかもしれません。
現在ではコンピューターが登載されたPCウォッチを誰でも入手することができます。
これはウェアラブルコンピューターという身に付けることができるコンピューター技術の一環ですが、まさに最先端の技術が腕時計に込められていることを示しているものと言って良いでしょう。
最先端のテクノロジーが詰め込まれたデジタルウォッチが流行るのは当然のことかもしれませんが、腕時計の場合は、それと同じかそれ以上にアナログのものに人気が集まります。
腕時計の世界は、知れば知るほどそこに人類の積み重ねてきた叡智の結晶を見つめることができます。
それがアナログ時計の人気が廃れることがない大きな理由なのでしょう。


このアナログ時計の世界は凄く奥の深い世界です。
ただ職業としてみた場合、非常にマイナーなものであることも確かで、その内容について知っているという人はあまり多くありません。
一応、資格としては時計修理技能士と呼ばれるものがありますが、その資格自体ご存知という人は一般ではそう多くはないのではないでしょうか。
もし腕時計の修理やオーバーホールに興味があって、それを仕事にしてみたいと考えているのであれば、時計修理技能士の資格取得にチャレンジしてみるのも良いかもしれません。
この資格は1級から3級に分かれていて、それぞれ学科試験と実技試験によって構成されています。
試験では、時計に関する知識や、修理方法、材料に関する知識、さらに電子及び電気についての知識も問われてきます。
エントリークラスである3級では二択問題のみで構成されているのですが、それ以上の級になると四択になり問題自体の数も増えてきます。


実技試験においては、アナログ水晶腕時計を使った課題が与えられる形式となります。
3級では簡単な部品の交換や様々な調整を行うという実技内容となっており、時間も1時間強用意されています。
しかし2級、1級ともなると、腕時計の種類自体がより複雑なものとなり、それをオーバーホールしていく高度な内容になってきます。
時間も4時間以上と長く取られているハードな試験となっています。
これらの試験に合格すると、1級から3級の時計修理技能士の称号が付与されます。
この試験は誰でも受けることができるというわけではなく、実務経験が必要になってきますので、その点にご注意ください。
実務経験をクリアすれば、独学でも受験して合格を目指すことは可能です。
しかし、専門学校や訓練校と比較するとそれなりに大変です。
というのも非常にマイナーな資格でもあるため、テキストを入手すること自体が難しかったりするからです。
一応、参考書はあるものの既に絶版だったりします。
ネットで運よく見つけることができたら入手できるかもしれません。
学校に通うのが一番近道ということなのですが、あえて独学でチャレンジしてみるのも良いかも知れません。

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